Firefoxのアップデート後から、アドレスバーにURLを入力しようとすると
Visit …
という補完がされるようになりました。
不要な場合は以下の手順で無効化できるようです。
手順
- アドレスバーに
about:config
と入力
(警告が表示される場合は必要に応じて許可) browser.urlbar.unifiedcomplete
という項目を探して、値をfalse
に設定
Firefoxのアップデート後から、アドレスバーにURLを入力しようとすると
Visit …
という補完がされるようになりました。
不要な場合は以下の手順で無効化できるようです。
about:config
と入力browser.urlbar.unifiedcomplete
という項目を探して、値をfalse
に設定Firefoxをアップデート注した後、全ての動作が激重になるという現象が発生し悩んでいたところ、IPv6を無効にすることで解決しました。
IPv6無効化の手順は次の通り。
about:config
と入力(警告が表示される場合は許可)network.dns.disableIPv6
という項目を探して値をtrue
に設定それぞれの環境で状況が違うと思いますので、全ての環境で有効ではないですが、アップデート以外何もしていないのに重くなった場合は試してみても良いと思います。
アップデートと無関係に重く感じる場合は
などが有効な場合もあるようです。
注 アップデート後のバージョンはFirefox Developer Edition 45.2.0です。
Firefoxで使う検索エンジンプラグインが従来のファイル形式からomni.ja
という形式に変更となったようです。注1
omni.ja
は
/usr/lib/firefox/omni.ja
/usr/lib/firefox/browser/omni.ja
に置かれています。(Linuxの場合)
今回はsearchplugins
を変更したいので、/usr/lib/firefox/browser/omni.ja
の方を編集します。
omni.ja
はZipと互換性があるのでunzip
で展開できます。
$ mkdir /tmp/omni
$ unzip /usr/lib/firefox/browser/omni.ja -d /tmp/omni
searchplugins
はchrome/ja-JP/locale/browser/searchplugins
にあります。
xml
の書き方は従来から変わっていないようなので、使いたいファイルと置き換えて、(必要に応じて)list.txt
を更新すればOKです。注2
最新バージョンではsearchplugins
からsearch-extensions
に変更となり、検索エンジンの記述方法もxml
からjson
に変りました。
$ cd /tmp/omni/chrome/browser/search-extensions
$ cp -r /path/to/search .
$ vi list.json
展開は普通にunzip
でできますが、圧縮には指定されたオプションを使わないとFirefoxがクラッシュしてしまうことがあるそうです。
$ cd /tmp/omni
$ zip -qr9XD omni.ja *
$ su -
# mv -i /tmp/omni/omni.ja /usr/lib/firefox/browser/
omni.ja (formerly omni.jar) – Mozilla | MDN
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Mozilla/About_omni.ja_(formerly_omni.jar)
注1 どのバージョンから変更となったのか、正確には把握していませんが、少なくてもversion 45以降ではそうなっています。
注2 異なるlocale
を使っている場合はja-JP
の部分をen-US
などに変更してください。