AndroidのPlayer Settingsに関するメモ

Android用のPlayer Settingsで設定できる項目の内、個人的に気になったところのメモです。

Multithreaded Rendering

マルチスレッドレンダリングを有効にするかどうか

GPU Skinning

DX11/ES3でGPUスキニングを有効にするかどうか

ボーンに合わせてメッシュを変形させる技術をスキニングというそうです。3Dキャラクターのアニメーションなどで使うみたいです。

Disable HW Statistics

アプリを実行したデバイスのハードウェア情報をUnityに送信するかどうか

収集されたデーターは下記サイトなどで利用されることになるようです。

Unity – Unity Hardware Statistics
http://hwstats.unity3d.com/index.html

Android Game

ビルドしたAPKをゲームとしてマークするかどうか

チェックしない場合は通常のアプリとしてマークされるようです。

Android Gamepad Support Level

ゲームパッドのサポートレベル

Works with D – Padゲームパッド不要
Supports Gamepadゲームパッドでも動作する(必須ではない)
Requires Gamepadゲームパッドが必須

Prebake Collision Meshes

衝突データをビルド時にメッシュへ追加するかどうか

サイズガ若干大きくなるトレードオフ

Unite2015AssetBundle_Final – DAY1_1300_room2_Ito.pdf
http://japan.unity3d.com/unite/unite2015/files/DAY1_1300_room2_Ito.pdf

ということみたいです。

リンク

Unity – マニュアル: Android Player Settings
https://docs.unity3d.com/ja/current/Manual/class-PlayerSettingsAndroid.html

Unity – スクリプトリファレンス: AndroidGamepadSupportLevel
https://docs.unity3d.com/jp/current/ScriptReference/AndroidGamepadSupportLevel.html

MonodevelopでUnityのコード補完が動かないときの対処方法

自分の環境では.NET Framework 3.5のインストールでUnity関連のコード補完が動くようになりました。

.NET Framework 3.5のインストール手順

  1. Windowsのコントロールパネルから
    [プログラム] » [Windowsの機能の有効化または無効化]
    を実行
  2. .NET Framework 3.5(.NET 2.0および3.0を含む)を有効に設定

ちなみに、Unityの再インストールとかLibrary/Preferences/MonoDevelop-Unity-4.0の削除という記事も見つけて試してみたのですが、自分の環境ではダメでした。

リンク

No autocompletion in Monodevelop – Unity Answers
http://answers.unity3d.com/questions/560567/no-autocompletion-in-monodevelop.html?childToView=1143877

Gentoo LinuxでWizardpenのインストール

ペンタブレットという物を試してみたくてXP-Penという比較的安価なペンタブレットを買ってみました。Wizardpenを使うとLinuxでもそれなりに動くそうです。(ちなみに、Gentoo Linux公式のパッケージはないみたいです。)

カーネルの再構築

Device DriversHID supportという項目から「UC-Logic」を探して追加します。

Device Drivers --->
  HID support --->
-*- HID bus support
  Special HID drivers  --->
    <*> UC-Logic

udev rules

/etc/udev/rules.d/67-xorg-wizardpen.rulesに次のようなファイルを追加します。(なければ新規作成)

ENV{ID_VENDOR_ID}=="28bd", ENV{ID_MODEL_ID}=="0075", ENV{x11_driver}="wizardpen"
ENV{x11_driver}=="wizardpen", KERNEL=="event*" ENV{ID_INPUT.tags}="wizardpen"
ENV{x11_driver}=="wizardpen", KERNEL=="event*", ENV{ID_INPUT_TABLET}="1"

ID_VENDOR_IDID_MODEL_IDdmesgで調べることができます。

$ dmesg
[    1.640193] usb 2-1.2: New USB device found, idVendor=28bd, idProduct=0075
[    1.640199] usb 2-1.2: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=0
[    1.640210] usb 2-1.2: Product: TABLET G3 5x4
[    1.640211] usb 2-1.2: Manufacturer: UGTABLET

Wizardpen driverのインストール

公式パッケージはありませんが、wavilenという非公式のoverlayはあるようです。これを使ってインストールする場合は次のようにしてインストールできます。

# layman -a wavilen
# emerge --sync
# emerge -av wizardpen

laymanがない場合は次も追加してください。

# emerge -av layman

自分の環境では0.8.0がビルドエラーになってしまうので、ebuildを書き替えて0.8.1を使うようにしています。ファイルは下記リンクよりダウンロードできます。

Wizardpen project files : Wizardpen
https://launchpad.net/wizardpen/+download

こんな設定でGIMPやBlenderで問題なく使えている感じです。

リンク

Wizardpen in Launchpad
https://launchpad.net/wizardpen

Trust Flex tablet – Gentoo Wiki
https://wiki.gentoo.org/wiki/Trust_Flex_tablet