LinuxにUnity Editorをインストールする方法

Linux版Unity EditorはUbuntuとCentOSに対応しています。現在サポートされているバージョンは以下の通り。

  • Ubuntu 16.04
  • Ubuntu 18.04
  • CentOS 7

Unity Hubを使う場合

Hub 2.0.0 for Linuxをダウンロードして実行します。

$ wget https://public-cdn.cloud.unity3d.com/hub/prod/UnityHub.AppImage
$ chmod +x UnityHub.AppImage
$ ./UnityHub.AppImage

後は画面表示に従って必要なバージョンやモジュールをインストールします。ダウンロードリンクは変更される場合もあるのでフォーラムで確認してください。

Unity Hub v2.0.0 Release – Unity Forum
https://forum.unity.com/threads/unity-hub-v2-0-0-release.677485/

Unity Setup Utilityを使う場合

こちらもUnity Setup Utilityをダウンロードして実行します。

$ wget http://beta.unity3d.com/download/292b93d75a2c/UnitySetup-2019.1.0f2
$ chmod +x UnitySetup-2019.1.0f2
$ UnitySetup-2019.1.0f2

ダウンロードリンクは変更される場合もあるので、公式サイトで確認してください。

Unity – Manual: Installing the Unity Editor for Linux
https://docs.unity3d.com/2019.3/Documentation/Manual/InstallingUnityLinux.html

Unity 2019.2.12

Unity 2019.2.12がリリースされました。

What’s new in Unity 2019.2.12 – Unity
https://unity3d.com/unity/whats-new/2019.2.12

ということで、UbuntuにLinux版Unity Editorをインストールしてみました。

まだ軽く触った程度ですが、Windows上で操作しているのとほとんど変わらない操作感で使えています。クロスコンパイルでWindows用のexeやAndroid用のapkもビルド可能できます。

インストール自体もUnity Hubを実行(ダブルクリック)するだけで、Linuxに詳しくない人でも問題ないと思います。想像以上に簡単なのでLinux版が気になっている人はチャレンジしてみてください。

Linux版Unity Hubのダウンロード

Unity – Manual: Installing the Unity Hub
https://docs.unity3d.com/2019.3/Documentation/Manual/GettingStartedInstallingHub.html

Unity Hub v2.0.0 Release – Unity Forum
https://forum.unity.com/threads/unity-hub-v2-0-0-release.677485/

リンク

Unity – Download Archive
https://unity3d.com/get-unity/download/archive

Ubuntu関係のTips

Ubuntuを使う時に調べたメモです。

インストール後、再起動すると起動画面が営々と表示され続けてしまう

/etc/gdm3/custom.confに下記を追加してWaylandの代わりにX.Orgを使うようにすると起動するようになることもあるみたいです。

WaylandEnable=false

ちなみに、Ubuntuでは電源入力後のBIOS表示後にShiftキーを入力し続けているとrecovery modeに入れるので、そこでrootを選択してファイルを編集することができます。

リンク

RecoveryMode – Ubuntu Wiki
https://wiki.ubuntu.com/RecoveryMode

自動アップデートの無効にしたい

Ubuntuの自動アップデートを停止したい場合は/etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgradesを以下のように設定します。

APT::Periodic::Update-Package-Lists "0";
APT::Periodic::Download-Upgradeable-Packages "0";
APT::Periodic::AutocleanInterval "0";
APT::Periodic::Unattended-Upgrade "0";

異なるユーザーでXのアプリケーションを実行したい

異なるユーザーでXのアプリケーションを実行したい場合はxhostを実行後にpkexecを使います。
sudo su - <username>でもできます。)

$ xhost +SI:localuser:<username>
$ pkexec --user <username> env DISPLAY=:0 XAUTHORITY=/run/user/<uid>/gdm/Xauthority <application>

<username>はユーザー名、<application>はアプリケーションを実行するコマンドです。
<uid>はログインしているユーザーのuidです。uidが不明な場合はidコマンドで確認できます。

VirtualBox内のゲストUbuntuとホストWindows間でファイルをドラッグ&ドロップしたい

Virtualbox guest addition CDをインストールするとドラッグ&ドロップできるようになります。

インストールは

[Devices] » [Insert Guest Additions CD image...]

でディスクイメージをロードすれば、ほぼ自動で完了できます。

ドキュメント・ダウンロード

Ubuntu Server Guide
https://help.ubuntu.com/lts/serverguide/index.html

Download Ubuntu Desktop | Download | Ubuntu
https://ubuntu.com/download/desktop