Unity2D」タグアーカイブ

Unity2Dでマウスの下にオブジェクトがあるか調べる方法

Unity2Dでマウスの下にオブジェクトがあるか調べたい時はPhysics2D.Raycastを使って調べることができます。

例えば、クリック時にCollider 2Dオブジェクトがあるか調べたい時は次のような感じで使います。

if (Input.GetMouseButtonDown(0))
{
  RaycastHit2D hit = Physics2D.Raycast(Camera.main.ScreenToWorldPoint(Input.mousePosition), Vector2.zero);
  if (hit.collider != null)
  {
    // ここに実行したい内容を書きます
    Debug.Log(hit.collider.name);
  }
}

3D用のPhysics.RaycastではCollider 2Dのオブジェクトにヒットしないみたいです。2Dゲームを作る場合は気を付けてください。

リンク

Unity – Scripting API: Physics2D.Raycast
https://docs.unity3d.com/ScriptReference/Physics2D.Raycast.html

Unity2Dでオブジェクトへのクリックを取得する方法

Unity2Dでゲーム内に配置したオブジェクトをクリック(タップ)したい場合は、対象オブジェクトにCollider2DBoxCollider2DとかCircleCollider2Dなど)を設定した上でPhysics2D.Raycastを使って実装できます。

サンプル

void Update()
{
  if (Input.GetMouseButtonDown(0))
  {
    var mousePosition = Camera.main.ScreenToWorldPoint(Input.mousePosition);
    var hit = Physics2D.Raycast(mousePosition, Vector2.zero);
    if (hit.collider != null)
    {
      // クリック位置にオブジェクトがある場合に実行したい処理
      Debug.Log(hit.collider.name);
    }
  }
}

※3D用のColliderと混同しないように気を付けてください。

リンク

Unity – Scripting API: Physics2D.Raycast
https://docs.unity3d.com/ScriptReference/Physics2D.Raycast.html

Unity – Scripting API: Collider2D
https://docs.unity3d.com/ScriptReference/Collider2D.html

Unity2Dでドット絵ゲームを作る時のおすすめ設定

Unity2Dでドット絵ゲームを作る時、いろいろな方法があると思いますが、個人的に使っているおすすめの設定は次のような感じです。(随時更新)

新規プロジェクトの作成

新規プロジェクトを作成する時の2D/3Dは2Dの方を選んでおくのが無難かと思います。
(3Dの方を選んでも2Dドット絵ゲームは作れますが、カメラ設定などの初期値が2D向きの設定になっているので便利です。)

Camera

ProjectionとOrthographicSize

カメラ設定のProjectionはOrthographicにします。

Size(orthographicSize)はゲーム画面の縦サイズの半分の値にします。(ゲーム画面が1920×1080ならorthographicSizeは540になります。)
ちなみに、画面サイズの4分の1にした場合は2倍に拡大表示される形になります。

Sprite

Pixel Per Unitの値は基本的にデフォルトの100で問題ないと思います。
ただ、ドットに合わせて座標を指定する時に0.12のような小数点表示になるのが嫌な場合は、Pixel Per Unitを1にすれば座標が整数値で表示できるようになります。(100倍の値になります。)

Filter ModeはPoint (no filter)に設定するとピクセルの境界がはっきりします。はっきりさせたくない(なめらかに表示したい)場合は、BilinerTrilinerを選びます。

リンク

Unity – Scripting API: Camera.orthographicSize
https://docs.unity3d.com/ScriptReference/Camera-orthographicSize.html