WordPress」タグアーカイブ

WordPressのスパム対策として投稿者のURLをチェックする方法

WordPressを使っていると日常的にスパムコメントが送信されてきます。
そして、そのほとんどはサイト(コメント投稿者のURL)に何らかのURLが入力されています。

これを逆手に取って、サイト(コメント投稿者のURL)欄にURLが入力されていればブロックするというfancyなスパム対策を考えてみました。

※通常はCaptchaプラグインとかを使うのがおすすめですが、いろいろな物を導入したくないという場合用です。

手順

導入は手順簡単です。
functions.phpあたりに以下の内容を追加してください。

add_filter( 'pre_comment_approved', 'example_filter_handler', 99, 2 );

function example_filter_handler( $approved, $commentdata )
{
  if ( $commentdata['comment_author_url'] != "" ) {
    return new WP_Error();                                                                      
  }
  return $approved;                                                                             
}  

return new WP_Error();の部分をreturn 'spam';とすればスパムフォルダに、return 'trash';とすればごみ箱フォルダに分類することもできます。

一般のコメント投稿者向けに注意書き

スパムでない場合でもURL付きコメントを送信される場合もありますので、このfilterを導入する場合はひとこと注意書きを付けておいた方が無難かと思います。

もしくは、スタイルシートでURL欄を消してしまってもいいかと思います。

.comment-form-url { display: none }

リンク

pre_comment_approved | Hook | WordPress Developer Resources
https://developer.wordpress.org/reference/hooks/pre_comment_approved/

ロリポップのWordPressへの大規模な攻撃

ロリポップでWordPressを利用しているサイトに対しての攻撃が確認されているようです。

2013/08/30
当社サービス「ロリポップ!レンタルサーバー」ユーザーサイトへの第三者による大規模攻撃について
https://lolipop.jp/info/news/4149/

WordPressやそのPluginの脆弱性を狙った攻撃なようなので、ロリポップ自身に何か問題がある訳ではなさそうです。ただ、心配な人もいると思いますので、下記リンクなどを参考にしてみてはいかがでしょうか。

サイト改ざんへの対策をお願いいたします – ロリポップ!レンタルサーバー
https://lolipop.jp/security/index.php

WEBサイトが改ざんされてしまったら? / サイト改ざんへの対策 – ロリポップ!レンタルサーバー
https://lolipop.jp/security/sol.php


追記

WordPressの脆弱性だけではなく、ロリポップ側にも問題があったという話もあります。

.htaccessとwp-config.phpの初期パーミッションの問題
http://d.hatena.ne.jp/connect24h/20130830

MySQLサーバーにグローバルから接続が可能
http://d.hatena.ne.jp/ozuma/20120503/1335975957

詳細はよく分かりませんが、十分に注意してください。